この波はアウトドア業界へも瞬く間に波及した。近年、全国のキャンプ場や国定公園では、乾燥注意報の発令時や風速の強い日において火気の使用制限が厳格化されている。焚き火やバーナーが使えない夜、キャンパーたちを救ったのがマキタのエコシステムだった。
テントの幕内でガス火を使うのは一酸化炭素中毒のリスクが伴う。しかし、バッテリ駆動の家電ならばその危険は皆無だ。風の影響も受けず、テント内を安全に保ちながら、完璧な温度管理のもとでラーメンを啜ることができる。ギアとしての「無骨なデザイン」も相まって、ガジェット好きなソロキャンパーたちの所有欲を強烈に刺激している。