pixivなどのイラスト投稿プラットフォームやSNSにおいて、ドラえもんのキャラクターを題材にした成人向けイラストやコラ画像は、完全に姿を消すことがありません。これらが定期的にネット上でバズを生み出す最大の理由は、圧倒的な知名度とタブー感のギャップにあります。
心理学やネットカルチャーの研究でも指摘される通り、日常に深く浸透した無垢な存在が性的に冒涜される描写は、閲覧者に強い認知的ショックを与えます。この衝撃が「見てはいけないものを見てしまった」という共有欲求を刺激し、ネタ画像やミームとして瞬く間にリポストされていく構図です。
ネット黎明期のテキストサイトや匿名掲示板の時代から、ドラえもんをモチーフにした下品なパロディテキストやアスキーアート(AA)は定番のネタとして消費されてきました。2010年代以降は画像加工技術の民主化によりコラ画像が定着し、現在では精巧なファンアートがSNSを通じて数万リツイート規模で可視化される環境が整ってしまった点が、定期的な炎上を生む土壌となっています。