両車を取り巻くオーナー層のプロファイルと、ネット社会での受け止められ方にも明確な境界線が存在します。
自動車流通業界の推計およびファイナンスデータから導き出される購入層と年収のイメージとして、アルファード(特に2.5Lガソリン Z)は世帯年収1,000万円〜1,400万円前後のアッパーファミリー層や中小企業経営者がボリュームゾーンを形成しています。一方、エントリー価格が跳ね上がったヴェルファイアは、世帯年収1,300万円〜2,000万円以上の個人事業主、IT・ベンチャー系役員、あるいは若年層の富裕層が目立ちます。
SNSや大手掲示板、Yahoo!知恵袋などでのリアルな反響を検証すると、次のような声が主流を占めています。
「30系後期ではアルファード一色だったが、新型40系の実車を見るとヴェルファイアのフロントマスクの重厚感が圧倒的。価格差100万円以上でもヴェルファイアを選ぶ理由が分かる」
「会社の社用車として使うならアルファード一択。ヴェルファイアはデザインがアグレッシブすぎてフォーマルな場では主張が強すぎる」
「ヴェルファイアのターボを踏んだ時のトルク感はミニバンの枠を超えている。アルファードNAのモッサリ感が嫌な人は絶対にヴェルファイアにするべき」
販売比率においては、現在もアルファードが約65%〜70%、ヴェルファイアが約30%〜35%前後と、台数そのものはアルファードがリードしています。しかしこれは「アルファードが上」だからではなく、アルファードにのみ幅広い層が手を出しやすい価格帯のNAガソリンモデルが存在するためです。高価格帯グレード同士の比較では、ヴェルファイアが極めて高い支持を集めています。