加熱ブレードを廃止し、電磁誘導による非接触加熱を確立したスマートコア・インダクション・システム。この技術革新は、メンテナンスフリーという利便性だけでなく、喫煙時のエアフロー挙動にも根本的な変化をもたらした。
金属ブレードが中心から葉を焼き切っていた旧世代機に比べ、現行のIQOS ILUMAシリーズは、スティック内部に封入された金属片が全方位から均一に熱を放射する。急激な吸い込みは、この緻密に計算された熱分布を乱す最大の原因になる。
スティックをホルダーへ差し込んだ直後、加熱完了の振動が鳴っても慌てて口をつけてはならない。合図があってからさらに3〜5秒ほど待機することで、芯材から外周部まで均一な熱伝導が完成し、初撃のファーストパフから驚くほど豊かなフレーバーの立ち上がりを体感できる。