この熱狂は日本国内に留まらない。アジア、北米、ヨーロッパなど、世界中のリスナーが彼女たちの楽曲に熱視線を送っている。YouTubeのコメント欄には、様々な言語で自身の苦悩や、彼女たちの音楽によって救われた体験談が綴られている。言葉の壁を越えて、痛みの感情は共通なのだ。
特にメンタルヘルスへの関心が高い海外のZ世代にとって、彼女たちの音楽は一種のセラピーのような役割を果たしている。ダークで内省的な日本のネット音楽文化が、グローバルな文脈でこれほどまでに受け入れられたのは、彼女たちが人間の普遍的な弱さを描ききっているからに他ならない。