残暑見舞いを投函する正式な期間は、二十四節気の「立秋(毎年8月7日頃)」から始まり、「処暑(8月23日頃)」を経て、遅くとも「8月末日」までに相手へ届くように送るのが一般的なマナーである。
8月に入ると連日厳しい暑さが続き、感覚的には「まだ夏真っ盛り」と感じられる。しかし、旧暦の暦法上では立秋を境にして「秋」に入るため、これ以降に送る手紙はすべて残暑見舞いへと切り替わる。8月7日頃の立秋当日から、暑さが一段落するとされる処暑の時期にかけて投函するのが最も自然で礼儀正しいとされる。
仕事関係の取引先や目上の人へ投函する場合、8月25日を超えて8月末ギリギリになると「忙しさにかまけて投函が遅れた」という印象を与えてしまう恐れがある。実務上は、8月中旬のお盆休み明けから処暑(23日頃)までの間に相手の元へ届くよう投函計画を立てるのが、洗練された大人のマナーと言えるだろう。