交通費を抑えたい旅行者にとって、チケットの購入方法は見逃せないポイントだ。新岡山港ルートを利用する場合、土庄港から岡山駅までのフェリーと路線バスがひとまとめになった「かもめバスキップ」などの連絡割引乗車券が極めて重宝する。別々に乗車券を購入するよりも費用が抑えられ、小銭のやり取りや両替の手間も一切省ける。
運賃の基本設計を比較すると、大人片道フェリー運賃はいずれの航路も1,000円台前半から中盤で推移しており、大きな差はない。しかし、自動車航送運賃(マイカー持ち込み)になると車両の全長ごとに細かく料金が設定されており、早期予約割引や往復割引の適用有無で千円単位の差が生じる。旅程が決まり次第、ウェブ上で事前決済しておくのが賢明だ。
ダイヤ面では、新岡山港行きは早朝6時台から夜の19時台までほぼ等間隔で運行されている。宇野行きも朝から夜まで安定した運航本数を確保しているため、分刻みのスケジュールに追われる心配は少ない。ただし、ドック入り(定期点検)の期間には減便ダイヤが組まれる場合があるため、出発直前の運航情報確認は怠ってはならない。