大阪・本町の問屋街を歩くと目に入る萬栄の建物ですが、エントランスにはカードリーダー付きのゲートと警備スタッフが配置されており、会員証を持たない通行人がふらりと立ち寄ることは不可能です。
公式の入会規定において、萬栄は小売店や仕入れを行う業者向けの「卸売問屋」という位置付けを堅持しています。そのため、新規会員登録の基本条件は「実店舗を持つ法人・個人事業主」または「特定の提携企業・団体の関係者」に限定されています。
会員カード(入店証)を作成する際に求められる主な必要書類は以下の通りです。
- 法人・店舗経営者の場合:登記事項証明書(登記簿謄本)、確定申告書の控え、営業許可証、店舗の写真、名刺、代表者の身分証明書
- 個人事業主(フリーランス・ネットショップ運営者など)の場合:開業届の控え、確定申告書(直近分)、仕入れ実績がわかる書類や販売サイトのURL提示、本人確認書類
「では、普通の会社員や主婦などの一般人は絶対に買い物ができないのか?」という点について、現場の運用ルールを検証すると、以下の合法的ルートが存在します。
最も確実な方法は、すでに会員証を持つ知人・家族に同伴者として連れて行ってもらうことです。会員カード1枚につき同伴可能な人数が規定(原則1〜2名程度)されており、入店時に会員と一緒にゲートを通過すれば一般人でもまったく問題なく買い物が楽しめます。また、主会員が家族カードを発行できる条件を満たしていれば、家族名義のカードを保有して単独入店することも可能です。
ネットオークションやフリマアプリで会員カードの貸し借りが散見されることがありますが、店舗入口では顔写真照合や本人確認が厳格化されており、規約違反による会員資格剥奪のリスクがあるため絶対に避けるべきです。