この天体ショーを楽しむために、高価な機材は必要ない。必要なのは、少しの防寒着と明かりの少ない開けた空だけだ。かんむり座は、春から夏にかけての夜空でひときわ明るく輝くうしかい座の「アルクトゥールス」と、こと座の「ベガ」を結ぶラインのほぼ中間に位置している。
都市部であっても、建物の影に入って直射光を遮れば、今までそこには存在しなかったはずの新しい光の点を見つけ出すことができるだろう。双眼鏡があれば、爆発によって揺らめくかすかな色の変化や、周辺の星々との鮮やかな対比をより鮮明に楽しむことができる。ピーク時の明るさは数日から最長でも一週間程度しか持続しないため、観察のタイミングは今この瞬間にかかっている。