運動指導の現場や市民ランナーのコミュニティを調査すると、タイムが伸び悩むランナーには共通した「力みの悪循環」が見られます。
アンケートや指導現場の観察において、自己ベストを更新できない人が陥りがちな典型例として「足を前に大股で出そうとしてブレーキをかけている」「スタート直後にすぐ頭を上げてしまう」「肩に力が入って腕振りが横に流れている」という3点が挙げられます。
特に「歩幅(ストライド)を広げれば速くなる」という思い込みからオーバーストライドになり、身体の重心より前方にかかと着地してしまうケースが多発しています。これは接地するたびに自らブレーキをかけている状態であり、タイム低下のみならず膝や股関節の怪我を引き起こす原因となります。