インターネットの検索窓やSNS上で、「この木なんの木 枯れた」「日立の樹 伐採」といった不穏なキーワードを目にすることがあります。結論から申し上げますと、モアナルア・ガーデンにある「この木なんの木」は現在も枯れておらず、元気に青々とした葉を茂らせています。
では、なぜこのような誤った噂が広まってしまったのでしょうか。取材班が事実関係を精査したところ、複数の要因が絡み合って誤認を生んでいたことが判明しました。
- 原因1:歴代ロケ地にあった「別の木」の伐採報道
過去にCM第2代ロケ地として使用されたシンガポール国内の公園にあった樹木が、道路拡張工事や老朽化によって伐採されたニュースが一部で報じられ、「日立の木が切られた」と混同されて拡散しました。 - 原因2:公園の私有地化と一時的な閉園トラブル
モアナルア・ガーデンは元々カメハメハ王家の私有地であり、所有権の移転や維持管理費の高騰に伴い、一時的に観光客の立ち入りが制限された時期がありました。この「立ち入り休止」が「木が枯れて公園が閉鎖された」という噂に変換されて伝わってしまった背景があります。 - 原因3:ネムノキ特有の「就眠運動(スリーピング)」
夕暮れ時や曇天時に訪れた観光客が、葉がすべて閉じて枝が細く見える様子を写真に収め、「弱って枯れかけているのではないか」とSNSに投稿したことで誤解に拍車がかかりました。
現在、日立グループは公園所有者と長期的な独占撮影・維持管理支援のパートナーシップを結んでおり、専属の樹木医(アーボリスト)によって土壌改善や枝打ちなどの徹底したヘルスケアが継続されています。