多くの利用者を困惑させているのが、歴史的経緯に伴う名称変更と機能の分離だ。かつて「TweetDeck」と呼ばれたツールは、ブラウザ上で複数のカラムを並べ、大量のツイートをリアルタイム監視できる完全無料のサービスだった。しかし、イーロン・マスク氏による主導のもと、サービス名は「X Pro」へと一新され、利用条件も「X Premium」加入者限定のプロ仕様機能へと一本化された。
ここで整理すべきは、「Twitterプロアカウント(現:Xプロフェッショナルプロフィール)」との明確な違いである。プロアカウントとは、プロフィール上に業種カテゴリを表示したり、スポットライト機能を設定したりするための「アカウントの属性設定」を指す。これに対し、X Proは投稿や監視を効率化するための「ダッシュボードツール」そのものを意味する。X (旧Twitter) 上でのブランド運用において、これら2つは役割が根本的に異なる。