ネット上の情報やSNSの口コミでは、「第3ターミナルは施設が簡素でアクセスが悪い」という先入観が語られがちですが、実態を精査するとミスリードが含まれています。
第一の誤解は「羽田第3もLCC専用ターミナルである」という思い込みです。成田第3のイメージに引きずられ、羽田第3を簡易ターミナルと勘違いするケースが見られますが、前述の通り羽田第3は各国の主要フルサービスキャリアが集結する国際線の中枢です。免税店やラグジュアリーブランドのブティック、航空各社の最上位ラウンジが軒を連ねており、成田第3とは設備グレードが根本的に異なります。
第二の誤解は「成田第3への移動はバス一択」という認識です。雨天時や猛暑時は冷暖房付きの連絡バスが重宝されますが、日中のピーク時には乗車待ちの行列で1〜2本見送るケースが発生します。連絡通路は屋根付きで陸上トラック風の舗装が施されており、手荷物が軽量であれば徒歩(成人男性で約6分、スーツケース携行で約8〜10分)を選択した方が確実に計算通りの時間で到着できます。
また、羽田第3の展望デッキが「24時間入場無料」で開放されている点も意外と知られていません。滑走路の夜間照明や駐機中の大型旅客機を間近に眺めることができる絶好のロケーションであり、深夜便の搭乗待ち時間を有意義に過ごすスポットとして高い価値を持っています。