通算記録と並び、W杯史上で絶対に破られないと言われる伝説の数字が存在します。それが、1958年スウェーデン大会でフランス代表のジュスト・フォンテーヌが打ち立てた一大会最多得点記録(13得点)です。
フォンテーヌは開幕戦のパラグアイ戦でのハットトリックを皮切りに、全6試合すべてでゴールを記録。3位決定戦の西ドイツ戦では1人で4ゴールを奪う大暴れを見せました。現代のように戦術が高度化し、厳しいスカウティングとプレッシングが徹底されるサッカー環境において、わずか1大会で二桁ゴールを奪うこと自体が極めて困難です。
実際、近年の大会における得点王のスコアは6得点前後で推移しており、2002年のロナウドが8得点、2026年のエムバペが8得点を挙げた際にも大きな話題となりました。1大会で13得点というフォンテーヌの記録は、まさにフットボール界の「アンタッチャブル・レコード」として燦然と輝いています。