巨人軍『闘魂こめて』歌詞の深層!古関裕而の軌跡と替え歌問題の真相

巨人軍『闘魂こめて』歌詞の深層!古関裕而の軌跡と替え歌問題の真相

巨人軍『闘魂こめて』歌詞の深層!古関裕而の軌跡と替え歌問題の真相の重要ポイントを解説します。専門的な知識が詰まっています。

読売ジャイアンツの球団歌として広く親しまれている「闘魂こめて」ですが、正式な曲名は『巨人軍の歌(闘魂こめて)』です。球団創設30周年を迎えた1963年(昭和38年)に制定された3代目の公式球団歌にあたります。一般公募された椿三四郎氏の詞を名作詞家・西條八十氏が補作し、昭和を代表する大作曲家・古関裕而氏がタクトを執りました。

東京ドームの試合中継やラッキーセブンの演出で流れるのは主に1番のみであるため、2番以降、とりわけ「闘魂こめて 3番の歌詞」を正確に把握しているファンは限られています。ここに、公式レコードおよび公認資料に基づく歌詞全文を完全収録します。

【巨人軍の歌(闘魂こめて) 歌詞全文】
作詞:椿三四郎 / 補作詞:西條八十 / 作曲:古関裕而

【1番】
闘魂こめて 大空へ
勝利の旗を あげよいま
かがやく光 地にみちて
われらひとすじ 進む道
ゆけゆけ それゆけ 巨人軍
おお ジャイアンツ
ゆけゆけ それゆけ 巨人軍

【2番】
嵐を呼ぶぜ 勝鬨あげて
白球うなる スタジアム
若人われら 意気高し
歴史をつくる 栄光の
ゆけゆけ それゆけ 巨人軍
おお ジャイアンツ
ゆけゆけ それゆけ 巨人軍

【3番】
感激胸に 湧きあがる
歓呼のなかに いま立てば
鍛えし腕 ゆるみなく
無敵のパワー 誇らかに
ゆけゆけ それゆけ 巨人軍
おお ジャイアンツ
ゆけゆけ それゆけ 巨人軍

闘魂こめて 歌詞の意味と由来を紐解くと、当時のジャイアンツが迎えていた「V9(1965〜1973年の9年連続日本一)」前夜の熱気が色濃く反映されています。1番の「勝利の旗をあげよいま」「われらひとすじ進む道」は、常に頂点を義務づけられた常勝軍団の宿命を表現。2番の「白球うなるスタジアム」、そして3番の「鍛えし腕 ゆるみなく 無敵のパワー 誇らかに」というフレーズには、厳しい猛練習に裏打ちされたアスリートの強靱な肉体美とプロフェッショナリズムが端的に描き出されています。

清水 千尋
Author

清水 千尋

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。