深津諭美子さんは大分県別府市出身。若い頃から類まれな美意識と行動力を持ち、ファッションの世界でスタイリストやブティックの経営などを手掛けるなど、時代の先端をいくアクティブな女性として知られていました。
書道との本格的な向き合いが始まったのは40代後半を過ぎてからのことです。伝統的な書のルールに縛られることなく、「文字を絵のように感じ、心をそのまま線に乗せる」という独自のスタイルを追求。一般的な書家の枠を大きく超えた活動を展開し、全国で個展を開催するなど瞬く間にその名が知られるようになりました。
周囲を明るく照らす快活な人柄と、どこまでも自由を愛するポジティブなエネルギーは、多くのファンや表現者たちを惹きつけてやみませんでした。