「地方公立高校の進学実績は本当に国公立大学に届くのか?」という疑問は、志望校を決める保護者から最も多く寄せられる相談の一つです。桜井高等学校の進路データをつぶさに分析すると、手厚い進路指導と伝統的な指定校推薦枠を武器にした確固たる実績が浮かび上がってきます。
奈良県立桜井高校では、卒業生の約7割以上が大学進学を選択します。国公立大学には毎年20〜40名程度(奈良教育大学、和歌山大学、滋賀大学などの近隣国立大)が合格を勝ち取っており、私立大学では関西圏の最重要ターゲットである「関関同立(関西大・関西学院大・同志社大・立命館大)」に延べ数十名、「産近甲龍(京都産業大・近畿大・甲南大・龍谷大)」には100名を超える合格者を安定して輩出しています。特に指定校推薦の枠が豊富であり、真面目に評定平均を積み上げた生徒が堅実に行きたい大学を射止める傾向が顕著です。
富山県立桜井高校においても、普通科トップ層は地元・富山大学をはじめとする国公立大学へ進学し、私立では金沢工業大学や中京圏・首都圏の私立中堅大への進路を開拓しています。さらに土木科からは、富山県庁をはじめとする公務員採用試験や、地元ゼネコン・大手インフラ企業への高い就職内定率を記録しており、不況に強い就職実績は特筆すべき強みです。
そして両校を語るうえで外せないのが、輝かしい部活動実績と全国に名を轟かせる出身有名人の存在です。
- 富山県立桜井高校の部活動:言わずと知れた甲子園の強豪校です。春夏通算で複数回の甲子園出場歴を誇る硬式野球部は、北陸屈指の粘り強い野球でファンを魅了してきました。プロ野球界にも選手を送り出しており、地域全体の熱狂的な応援を一身に背負っています。
- 奈良県立桜井高校の部活動:独自の強みを見せるのが「書道部」です。全国高等学校総合文化祭や各種書道コンクールで最優秀賞・大臣賞を常連のように受賞しており、専門教育並みの指導環境が整っています。また、吹奏楽部や陸上競技部も県内上位の常連として高い実績を誇ります。
出身有名人にも学校の個性が色濃く反映されています。富山・桜井高校からはプロ野球選手や社会人野球の重鎮、地域経済のリーダーが多数育っており、奈良・桜井高校からは文化人、アナウンサー、教育者、書道界の重鎮など、文芸・表現の現場で活躍するキーパーソンが巣立っています。