Q1:市販の充血用目薬を毎日差していると、本当に目が元に戻らなくなりますか?
A1:血管収縮剤(塩酸テトラヒドロゾリンなど)を長期にわたり連用すると、血管壁の弾力性が失われて自律神経による収縮能力が低下し、血管が恒常的に太く拡張したまま定着するリスクがあります。薬をやめた直後は激しい充血が出現しますが、眼科医の指導のもとでステロイドや抗炎症薬へ段階的に切り替えることで、数週間から数カ月かけて本来の健康な状態へ戻すリハビリ治療が行われます。
Q2:ドラッグストアで「充血用」と書かれた目薬を買う際、裏面のどこを見れば危険を避けられますか?
A2:製品パッケージ裏面の「有効成分」欄を確認してください。「塩酸テトラヒドロゾリン」「ナファゾリン塩酸塩」「フェニレフリン塩酸塩」のいずれかが記載されているものは血管収縮剤配合タイプです。常用したい場合はこれらが含まれず、「グリチルリチン酸二カリウム」「ビタミンB12」「コンドロイチン」などが主成分の製品を選んでください。
Q3:充血用目薬を差しても赤みが引かない場合、何日様子を見れば眼科に行くべきですか?
A3:市販薬を2〜3日使用しても充血が改善しない、あるいは一度引いた後に以前より赤くなる場合は、直ちに使用を中止して眼科を受診してください。感染症(細菌性・ウイルス性結膜炎)や角膜の傷、ぶどう膜炎など、市販薬では対応できない疾患が進行している可能性が高い状態です。