立川国際に子どもを通わせる保護者や在校生の口コミを現場で拾い集めると、華やかなパンフレットの印象とは少し異なる、地に足の着いた実態が浮かび上がってきます。
「校内に帰国生が自然に溶け込んでおり、休み時間に英語と日本語が飛び交う光景は日常茶飯事。一般生で入った我が子も、最初は語学の差に圧倒されていましたが、中学2年を過ぎる頃にはプレゼンテーションへの抵抗感が完全に消えていました」(中学2年生の保護者)
「公立校であるため私立のような豪華絢爛な設備はありませんが、先生方の探究学習に対する熱意は本物。課題の量は膨大で、自分で締め切りを管理できない子は定期試験前に悲鳴を上げることになります」(後期課程在校生)
一方で、国際バカロレア(IB)認定校としての教育課程には、事前に理解しておくべきシビアな現実があります。同校はMYP(中等教育プログラム)からDP(ディプロマ・プログラム)への接続体制を整えていますが、高校段階でDPを選択する生徒は学年全員ではなく、希望者の中から選抜された一握りの生徒に限られます。
DPコースの履修は、世界水準の大学入学資格を得られる大きなチャンスである一方、課題提出の過酷さは並大抵ではありません。国内一般入試(大学入学共通テストなど)の受験勉強とは全く別軸のハードワークが求められるため、生徒自身の明確な進路意識と強靭なメンタリティが前提となります。