100枚限定という極限のレアリティゆえに、長年にわたりファンの間では「都市伝説」のように扱われていた「スケッチ」。ネット掲示板や初期のSNS、ブログコミュニティでは、音源を幸運にも聴くことができた当選者による歌詞の書き起こしや感想レポートが熱心に共有されていました。嵐スケッチファンの評判とネットの反応を当時のログから振り返ると、そこにあったのは単なるコレクター欲求ではなく、「メンバーの本当の気持ちに触れたい」という純粋な渇望でした。
その声に応える形で歴史が動いたのが、2012年9月でした。嵐フェス(アラフェス)の開催を記念し、ジェイ・ストーム特設サイト限定で受注生産されたカップリング・レアトラック集『ウラ嵐マニア(ウラアラマニア)』のリリースです。4枚組CD全62曲という大ボリュームのなか、DISC 4のラスト付近に「スケッチ」が正式収録されることが発表された瞬間、ネット上のファンコミュニティは狂喜乱舞しました。
ウラ嵐マニア収録曲詳細まとめを検証すると、通常シングルのカップリング名曲群(「スパイラル」「Still...」「時計じかけのアンブレラ」等)とともに、入手不可能とされていた「スケッチ」や「Green」が公式CD音源としてパッケージ化された意義は計り知れません。これにより、100枚の枠を飛び越え、数十万規模のファンの手元に正式な高音質トラックとして届くことになったのです。