この極端な試作兵装を完璧にモノにしている唯一の公式使用者が、A級加古隊のアタッカーを務める黒江双葉(くろえ ふたば)です。13歳(初登場時・中学1年生)にしてA級隊員に登り詰めた類まれな才能を持つ彼女は、自身の身体的特徴とトリガー構成を極限まで噛み合わせています。
黒江が韋駄天の相棒として選んだ武器は、刀身を短くカスタムした特注の「短刀(小太刀)仕様の弧月」です。通常サイズの弧月よりもリーチは短いものの、取り回しが格段に良く、超高速移動時でも風圧や慣性に振り回されず瞬時に斬撃を繰り出せます。
「韋駄天によるゼロ距離への超速接近」と「短刀弧月によるコンパクトかつ鋭利な斬撃」が一体となった一撃離脱戦術は、相手のシールド展開や迎撃行動が間に合わないほどの速度差を生み出します。まさに黒江双葉という天才アタッカーの天性の反射神経と空間把握能力があってこそ成立する必殺スタイルです。