ネット上には「この絵を3回見ると死ぬ」「作者は精神を病んで絵を完成させた直後に自ら命を絶った」といった荒唐無稽な怪談が数多く流布しました。これらは海外発祥の都市伝説(例えば『雨の女』や自殺を誘発するとされたデジタル絵画など)のプロットが混ざり合い、立島氏の作品に勝手に結びつけられたものです。
実際のネットの反応を検証すると、初見時の恐怖を訴える声がある一方で、背景を知るにつれて評価を改める声が数多く見られます。
「中学生の頃に精神的ブラクラとして踏んでしまいトラウマになったが、大人になって背景を知ると胸が締め付けられる」「ただ怖いだけではなく、言葉にならない痛みが伝わってくる本物の絵画」といったように、単なるホラー画像ではなく魂を削って描かれた表現物としての凄みに圧倒される鑑賞者が少なくありません。