土俵上で凄まじい輝きを放っているのが、新世代の旗手たちです。中でも尊富士の存在感は突出しています。初土俵から驚異的なスピードで幕内に駆け上がり、新入幕場所で110年ぶりとなる歴史的優勝を果たしたその卓越したスピード相撲は、怪我を乗り越えてさらに進化を遂げました。低い立ち合いからの鋭い出足とブレない体幹は、三役以上の常連として定着する十分な成績を残し続けています。
そして、大器としてファンから絶大な支持を集めるのが熱海富士です。186センチ、180キロを超える恵まれた体躯を活かした寄り身と、土俵際で見せる勝負強さは場所ごとに凄みを増しています。屈託のない笑顔と土俵上の気迫あふれる姿のギャップも魅力で、将来の大関・横綱候補として上位陣を脅かす活躍を繰り広げています。