当時の姫カジスタイルを完璧に仕上げていたのは、計算し尽くされたヘアメイクでした。
ヘアスタイルの基本は、トップに適度なボリュームを持たせた「ゆるふわ巻き」です。明るめのミルクティーベージュやアッシュ系の髪色に、太めのコテで空気を含ませるように巻いたスタイルが王道でした。
メイクにおいて最も重視されたのが「甘いたれ目」と「涙袋の立体感」です。目尻をオーバーに下げて引いたアイラインに、下まぶたの目尻側にブラウンのシャドウをのせる「くみっきー風たれ目メイク」は、当時の女子中高生のバイブルとなりました。ふっくらとしたハイライト入りの涙袋に、ミルキーピンクのリップグロスをたっぷりと重ねることで、お人形のような愛らしさを演出していました。