黒柳徹子とユニセフ40年の軌跡|寄付総額や支援の裏側と現在

黒柳徹子とユニセフ40年の軌跡|寄付総額や支援の裏側と現在

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黒柳氏のチャリティ活動がこれほど長く国民に愛され、高い評判を維持している理由は、現場での偽りのない振る舞いにあります。訪問先では舗装されていない悪路を何時間も移動し、40度を超える猛暑や感染症のリスクを抱えながら、栄養失調で骨と皮ばかりになった子どもをためらうことなく抱きしめ、母親たちの痛切な声に耳を傾けてきました。

ある視察先では、取材陣がカメラを回すのを躊躇するような極限状態の病棟でも、自ら歩み寄って子どもの頭を優しく撫で続けたエピソードが現地スタッフによって語り継がれています。「かわいそうな子ども」としてではなく、「一人の尊厳ある人間」として対等に向き合う姿勢こそが、黒柳外交の真骨頂でした。

さらに彼女の支援活動は海外にとどまりません。『窓ぎわのトットちゃん』の印税を基に1981年に設立した社会福祉法人「トット基金」を通じて、日本初のプロのろう者劇団である「日本ろう者劇団」を育成するなど、国内の障がい者福祉と文化活動の振興にも私財を投じて尽力してきました。海外と国内、双方の弱者に寄り添う一貫した姿勢が、彼女の言葉に比類なき説得力を与えています。

山田 真由
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山田 真由

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