2026年の万博閉幕から数か月。関西各地には膨大な観光インフラと、世界中から集まった人々の動態データが残された。だが、それをどう収益化し、地域経済へ還元するか。ここで決定的な壁となったのが「高度観光人材の深刻な不足」だった。
単に旅行代理店のアテンダントを育てる時代は終わった。いま求められているのは、ビッグデータを解析して最適な滞在プランを弾き出すマーケターであり、地域住民と観光客の摩擦を収めるリスクマネジャーだ。この急激な市場の変化に対し、迅速にカリキュラムをアップデートさせたことが、今年度の志願者数跳ね上がりにつながっている。