休館前の宿泊記ブログや口コミサイト、SNSの投稿を分析すると、多くの利用者が口を揃えて絶賛していたのが地上210メートル以上から見下ろす圧倒的な夜景でした。特に人気を集めていた客室は、コスモクロック21(大観覧車)や横浜港ベイブリッジを一望できる「シティビュー」および「ベイブリッジビュー」であり、プロポーズや結婚記念日の定番スポットとして確固たる地位を築いていました。
65階〜66階に位置していた特別階「ザ・クラブ」専用のクラブラウンジの評判も極めて高く、ティータイムからカクテルタイムにかけて提供される繊細なオードブルや上質なシャンパン、そして専任コンシェルジュによるホスピタリティが愛されていました。また、70階スカイラウンジ「シリウス」のランチビュッフェや季節限定アフタヌーンティーは、予約開始直後に満席となるほどの人気を誇り、地元横浜市民にとっても「特別なハレの日の象徴」として深く定着していました。
一方で、2026年代に入ってからの宿泊レビューでは「水回りのデザインに平成初期の古さを感じる」「コンセントやUSBポートの配置が現代のガジェット環境に追いついていない」といったハード面の経年劣化を指摘する声も散見されていました。今回の休館改修は、そうした利用者のリアルな要望を根本から解消するための絶好の契機となります。