日本陸上競技連盟のレース分析データによると、1000メートル走で失敗するランナーの約8割が「最初の200メートルでオーバーペースになっている」という。スタート直後の勢いに任せて走ってしまうと、500メートル付近で酸素負債が一気に蓄積し、後半の失速につながる。
理想的なレース展開は「イーブンペース(終始一定の速度)」または「ネガティブスプリット(後半をやや速くする)」だ。例えば4分00秒を目指す場合、200mごとのラップタイムを「48秒−48秒−48秒−48秒−48秒」と正確に刻む感覚を身につけることが、自己ベスト更新への最短ルートとなる。