経済力があれば合格できるかといえば、答えは明確にノーだ。入試ではペーパーテストに加え、行動観察、運動能力検査、そして保護者同伴の面接が課される。
学校側が最も厳格に見極めるのは、家庭の教育方針がカトリックの精神と合致しているかどうかだ。寄付金をいくら積めるかではなく、学校の理念を理解し、家庭内でも誠実な生活指導を行っているかが徹底的に問われる。
子ども自身の自立心や他者への配慮、挨拶や身の回りの整理整頓ができるかどうかが合否を分ける。どれほど裕福な家庭であっても、面接での受け答えに誠意が感じられなかったり、家庭内でのしつけが行き届いていなければ、容赦なく不合格の通知が届く。