Q1:家の中で突然ブーンと飛ぶ黒い虫を見かけました。ゴキブリも活発に飛び回りますか?
A1:日本の一般住宅にいるクロゴキブリは、自ら羽ばたいて室内を自由に飛び回ることは極めて稀です。高い場所から滑空して逃げる程度が限界です。照明に向かって直線的に勢いよく飛び回ったり、壁に激突しながら飛んでいる黒い甲虫は、コガネムシやカブトムシの雌、あるいはカメムシなど屋外性の甲虫である可能性が非常に高いため過度な心配は無用です。
Q2:キッチンや本棚の周りに、丸くて小さな2〜3ミリの黒い虫がいます。ゴキブリの赤ちゃんでしょうか?
A2:それはゴキブリの幼虫ではなく、タバコシバンムシやジンサンシバンムシ、あるいはヒメマルカツオブシムシなどの乾物・建材害虫である可能性が高いです。ゴキブリの幼虫であれば、小さくても長い触角があり、素早く走り回ります。丸っこくて動きが遅い小さな虫は、保管している食品(乾麺・小麦粉・スパイス・お茶葉)や畳、古本が発生源になっていないか確認してください。
Q3:ゴキブリに似た黒い虫をスリッパで叩いて退治しました。卵が飛び散って増えることはありますか?
A3:屋外性の甲虫類であれば、体内に卵を持っていても室内で孵化・繁殖することはありません。万一本物のクロゴキブリの雌成虫であり、お尻に「卵鞘(らんしょう)」と呼ばれる小豆のようなカプセルをつけていた場合、そのカプセルが無傷であれば後から孵化するリスクがあります。退治した後はティッシュ等で死骸と周囲をしっかり包み、アルコールシートで床を除菌した上で、ゴミ袋の口を硬く縛って可燃ゴミとして密閉処分してください。