黒田清子さまの現在の公的な活動における最大の柱が、三重県伊勢市に鎮座する伊勢神宮の祭主(さいしゅ)としての務めです。祭主とは、天皇陛下に代わって神宮の神事を司る極めて格式の高い役職であり、歴代の皇族や元皇族の女性が務めてきました。
清子さまは2012年に昭和天皇の第4皇女である池田厚子さまを補佐する「臨時祭主」に就任され、式年遷宮の諸行事をご奉仕。その後、2017年6月に第11代祭主へと正式に就任されました。毎年10月に執り行われる最大の神事「神嘗祭(かんなめさい)」をはじめ、年に数回伊勢の地に赴き、十二単などの伝統的な装束を身にまとって潔斎(けっさい)を行い、国家の安寧と五穀豊穣を祈る祭儀の先頭に立たれています。
民間人としての生活を基盤としながらも、皇室の伝統と神事を継承する重責を誠心誠意果たされるその凛としたお姿は、神宮関係者や地元住民からも深い敬愛を集めています。