この公園の歴史と立地を語る上で欠かせないのが、隣接する日本最大級のため池「満濃池」の存在だ。平安時代初期、決壊を繰り返していたこの堤防の修復工事を指揮し、アーチ型堤防という当時の最先端土木技術を駆使して完成させたのがかの「弘法大師 空海」である。今も讃岐平野の農業を支え続けるこの巨大な水がめは、地域の命の源であり続けている。
こうした歴史的遺産と四国の豊かな生態系を保全・活用すべく、「国土交通省 四国地方整備局」の手によって整備が進められてきた。現在は「一般財団法人 公園財団」が指定管理者として管理運営を行い、自然との共生をテーマにした体験プログラムや環境学習の場を幅広く提供している。歴史の深みと近代的な都市公園機能が見事に融合している点も、他のレジャー施設にはない大きな特色だ。