文章作成において最も減点されやすいポイントが、印刷用語でいう「禁則処理」、すなわち行頭のかっこ処理です。日本語の表記ルール上、閉じかぎ括弧「」」を行頭の最初のマスに置いてはならないという絶対的な決まりが存在します。
もし文末を書いていて、ちょうど行の最後のマスに最後の文字が入り、次の行の先頭に「」」だけが送られてしまう状況になった場合は、次の2つのいずれかで処理します。
1. 最後のマスに文字・句点・閉じかっこをまとめて収める
行の最終マスの中に、文末の文字、句点「。」、そして閉じかぎ括弧「」」をまとめて書き込みます。
2. 欄外(マス目の右下や余白)に添えて書く
最後のマスのすぐ右下、または下側の余白スペースに「。」と「」」を小さく書き添えます。これにより、次行の先頭マスが閉じかっこで始まる事態を完全に防げます。
一方で、かぎ括弧の改行ルールにおいて会話文を始める場合、通常の段落始めのように「1マス空けてから『「』を書く」のではなく、改行した行の第1マス目に直接『「』を配置するのが標準的な作法です。