ブランドを手掛けるのは、1925年創業の老舗漆器メーカー、株式会社竹中だ。フードウェアブランドtak.(タック)のバックボーンには、石川県加賀市の伝統工芸である山中漆器の歴史が深く息づいている。
高度な樹脂成型技術にウレタン塗装を施した合成漆器(近代漆器)の技術は、熟練の職人による手技によって完成される。山中漆器職人の塗りの技が注入されているからこそ、一般的なプラスチック製品とは一線を画す、しっとりとした手触りと美しく均一な質感が生まれる。伝統工芸の粋を集めながらも現代の暮らしになじむギアとして再構築されたプロダクトは、伝統と革新の素晴らしい融合例と言える。