近年の夏季気温の上昇は目を見張るものがある。体温調節機能が未発達な未就学児にとって、直射日光下の屋外活動や過度な室内温度の上昇は命に関わる重大なリスクだ。そうした中、現場の保育現場で重宝されてきたのが短時間のシャワーや水遊びである。しかし、水温調整のミスや目配りの欠如は、冷水によるヒートショックや滑落事故、あるいは水遊び中の熱中症を引き起こしかねない。
Yahoo!ニュースなどでも連日、酷暑期における保育施設の対応方針が大きく報じられ、世間の目はかつてないほど厳しくなっている。「水で体を冷やせば安心」という従来の感覚的な運用では、もはや子どもの安全を守り切れないのが現実だ。