TBSテレビが総力を挙げて制作した実話ドラマ『こうのとりのゆりかご〜「赤ちゃんポスト」の6年間と救われた92の命の軌跡〜』。本作で主演を務めた菅野美穂は、慈恵病院の看護部長をモデルにした難役に全身全霊で挑んだ。
撮影現場での空気は異様なほどの熱気と緊張感に包まれていたという。菅野はクランクイン前に実際の病院を訪れ、現場で働く助産師や看護師たちと言葉を交わした。台本を読む段階から何度も涙を拭い、「命を預かる重圧をどう表現すべきか」とギリギリまで自問自答を繰り返したと明かしている。共演した実力派キャスト陣も、赤ん坊を抱くシーンでは手が震えるほどのプレッシャーを感じていた。妥協を許さない制作陣の熱量が、演技という枠を超えた圧倒的なリアリティを画面に刻み込んでいる。