この出来事が伝説となった真の理由は、その後の有働氏の対応にある。番組宛てに届いた「脇汗が見苦しい」という批判的なファックスを、彼女はあえて生放送中に自ら読み上げたのだ。
普通ならスルーするか、裏で処理するクレーム。それをあえて白日の下に晒し、「すみません、でもかいちゃうんですよね」とユーモアを交えて受け流した。この瞬間に、批判は無力化した。視聴者は彼女の圧倒的な自己受容と、メディアとしての誠実さに胸を打たれたのだ。2026年の今、SNSでの炎上を恐れて多くの表現が萎縮する中で、この「正面突破」の姿勢は改めて評価されている。