ネット上のQ&Aサイト等では「先生への手紙には必ずギフトカードや菓子折りを添えるべき」「手紙に連絡先を書いておくのが大人の礼儀」といった誤ったアドバイスが見受けられますが、これは現代のコンプライアンス基準に照らすと極めて危険です。
誤解1:高価なプレゼントや金券を添えるべき?
【真相】:公立学校の教職員は地方公務員法(利害関係者からの金品受領の禁止)に抵触するため、原則として金品を受け取ることができません。
私立学校でもコンプライアンス規定により物品の受け取りを辞退する園・学校が増加しています。保護者からの心のこもった手紙や、子ども自身が書いた手紙こそが、法的な問題なく最も教員の手元に残り、喜ばれる贈り物です。
誤解2:個人的な連絡先(LINE ID・電話番号)を記載して良い?
【真相】:在任中・担任期間中の私的な連絡先交換は、教育倫理およびトラブル防止の観点から厳禁とされています。
卒業・退職後であっても、学校の公式窓口を通さない連絡は教員側に心理的負担をかけます。連絡先を記すのではなく、「またどこかでお目にかかれる日を楽しみにしております」といった一言にとどめるのがスマートな大人の配慮です。