この病気の厄介な点は、外見からは病状が全く分からないことだ。元気そうに見えても、体内では大腸の粘膜がただれ、激しい炎症が起きている。そのため、周囲から「ただの腹痛」「サボり」「精神的な甘え」と誤解されるケースが後を絶たない。
こうした誤解に対し、影響力を持つ芸能人たちが「見えない痛みの本質」を発信することの意義は大きい。彼らが発信するYouTube動画やブログ記事は、患者の家族や職場の同僚が病気を理解するための「生きた教材」となっている。「あの有名人も同じ病気で苦しんでいる」という事実は、孤立しがちな患者にとって強力な精神的支えだ。