『クレイジージャーニー』が埋蔵金というテーマを通じて私たちに問いかけているのは、「効率」や「コスパ」が最優先される現代社会における、本当の豊かさとは何かという疑問かもしれない。何年も山に籠もり、莫大な資金と時間を費やして成果がゼロであっても、彼らの目は少年時代のように輝いている。
たった一枚の古金貨が、かつてその地を生きた人間の息遣いを現代に蘇らせる。彼らが掘り起こそうとしているのは、金塊そのものの物質的価値だけではなく、失われた歴史のピースであり、誰もが大人になる過程で置き去りにしてしまった無謀なまでの「夢」そのものなのだ。次に画面の向こうで歴史が動く瞬間を、私たちはこれからも固唾をのんで待ち続けるだろう。 (出典: クレイジージャーニー 埋蔵金(Yahoo!ニュース))