下関は全国有数の釣りスポットとしても知られるが、アングラーたちが最も神経をとがらせるのが「風向きと潮流のバッティング」だ。関門海峡は日本でも有数の急潮(最大8ノット以上)として知られ、潮の流れと逆方向に強い風が吹くと、三角波と呼ばれる危険な波が立ち立つ。
雨が降っていなくても、波浪注意報が発令されている状況下での防波堤釣りは極めて危険だ。地元のベテランアングラーは、単なる雨量予測だけでなく、気象庁が発表する波浪予測と関門海峡の潮汐表(早鞆の瀬戸の流速)を必ず組み合わせて立ち回り、安全と釣果を両立させている。