特に目を引くのが、アナログレコード専門コーナーの熱気と、アイドル・アーティストのポップアップスペースが見せる対照的な、しかし不思議と同調した熱量だ。ストリーミングで何千曲も持ち歩ける時代だからこそ、重厚なジャケットを手にとり、針を落とす手触り感を求める若者が急増している。
一方で、限定特典やパネル展を目当てに訪れる「推し活」層の熱気も凄まじい。大型モニターに映し出される最新MVの前で足を止め、仲間同士で熱っぽく語り合う姿は日常の光景だ。ノスタルジーなアナログ文化と、最先端のポップカルチャーが同じフロアでごく自然に同居している点こそ、この場所の真骨頂と言える。