アニメソングの黄金期を語る上で欠かせないのが、同じくアニソン界のレジェンドである堀江美都子さんとの存在です。力強く華やかな歌唱で「アニソン界のプリンセス」と称された堀江さんに対し、大杉久美子さんはリリカルで母性に満ちた清らかな歌声でファンを魅了しました。
ふたりはライバルとして比較されることもありましたが、実際には黎明期のアニソン界を共に開拓し、ジャンルの地位向上に命を燃やしたかけがえのない盟友です。ジョイントコンサートやイベントでふたりが並び立つ姿は、多くのファンに深い感動を与えてきました。
大杉久美子さんの歌唱力に対する評判は、音楽業界内でも極めて高いことで知られています。特に「日本語の美しさを損なわない明瞭な発音」と、過度なビブラートに頼らずまっすぐに言葉を届けるストレートな表現力は、童謡や叙情歌に通じる普遍的な美しさを備えていると高く評価されています。