Q1:一度低下した聴力は、自力のエクササイズだけで完全に元の状態へ戻せますか?
A1:加齢や強大な騒音によって壊死してしまった内耳の有毛細胞は、現在の医療水準でも再生が困難です。ただし、血流不良や筋肉の緊張が原因の一時的な難聴・耳鳴りであれば、マッサージや生活習慣の改善で改善が見込めます。また、脳の音認識トレーニングによって「聞き取る力」を補うことは十分に可能です。
Q2:耳鳴りが気になるときは、耳の周りを温めるのと冷やすののどちらが効果的ですか?
A2:慢性的な耳鳴りや肩こりを伴う場合は、蒸しタオルや入浴で耳の周囲や首元を「温める」のが効果的です。血行が促進され、筋肉の緊張が和らぎます。ただし、急性の中耳炎など炎症によるズキズキとした激しい痛みがある場合は温めず、速やかに耳鼻科を受診してください。
Q3:耳掃除は毎日行ったほうが耳の聞こえは良くなりますか?
A3:毎日の過度な耳掃除は逆効果です。耳の皮膚を傷つけたり、耳垢を奥へ押し込んで「耳垢塞栓(じこうそくせん)」という物理的な難聴を引き起こすリスクがあります。耳には自然排出機能が備わっているため、耳掃除の頻度は月1〜2回程度、綿棒で入口付近を優しく拭うだけで十分です。