安浦刑事の自宅シーンで、男手一つで育てられる娘たちの成長物語は、作品に欠かせない温かな日常の象徴でした。特に次女のユカ役を演じた小川範子は、当時トップアイドル・実力派若手女優として絶大な支持を集め、思春期の揺れる心情を見事に演じ切りました。
小川範子は2005年にTBSのドラマ演出家である吉田秋生氏と結婚。その後は第一線での露出を控えつつも、落ち着いた語り口を活かしたナレーションや朗読劇、ファン向けイベントなどで精力的に活動を続けています。家庭を第一に置きながら、丁寧な表現活動を重ねる姿は往年のファンから厚い支持を得ています。
一方、しっかり者の長女・エリ役を演じた松岡由美も、全シリーズを通して安浦家の精神的支柱を演じ分けました。プライベートでは結婚を経て、現在は舞台出演や朗読活動、後進の育成に関わるなど、息の長い演劇活動を展開しています。劇中で実の姉妹のように息が合っていた二人は、プライベートでも長年にわたり良好な交流を続けており、当時の撮影秘話を語る姿はオールドファンの胸を熱くさせています。