異変を覚えた直後、医療機関に駆け込むまでの間に取るべきアクションをまとめました。誤った初動を防ぎ、状態を悪化させないためのチェックリストです。
まずは、聞こえの左右差をセルフチェックします。スマートフォンの通話音声を左右交互に当ててみる、あるいは指先を耳元でこすり合わせて「カサカサ」という擦過音が左右均等に聞こえるかを確認してください。左右で音の輪郭や音量に明らかな差がある場合、感音難聴の可能性が濃厚です。
次に、耳の触診と安静です。耳たぶを引っ張ったり、耳の穴の前にある軟骨(耳珠)を押したりして強い痛みがあるなら外耳炎が疑われます。一方で、触れても痛みがなく奥だけが詰まっているなら、内耳や中耳のトラブルです。この段階で最も重要なのは、「耳の中を触らないこと」、そして「十分な睡眠と休養を取ること」です。特に低音障害型感音難聴は自律神経の乱れや過度のストレスが引き金となるため、カフェインを控えて体を温め、早急に医療機関を受診する態勢を整えてください。