大相撲の観戦席を調べる際、よく耳にするのが「溜席と砂かぶり席はどう違うのか」という疑問です。結論から言えば、正式名称が「溜席」であり、その通称が「砂かぶり席」です。土俵に最も近く、力士の足元から舞い散る砂を文字通り頭からかぶる位置にあることから、親しみを込めて砂かぶりと呼ばれるようになりました。
両国国技館の座席表を見ると、中央の土俵を正方形に取り囲む最前列エリアに東西南北それぞれ約8列から9列配置されています。正面、向正面、東、西の4方向に分かれ、総席数は約300席と館内全体(約11,000人収容)のわずか3%未満に過ぎません。
マス席や2階イス席とは異なり、座布団一枚の上に直接座る平座りのスタイルです。土俵との間に遮るものは一切なく、土俵の高さ(約54cm)とほぼ同じ目線で取組と向き合う構造になっています。