1992年の開館から長年風雨に耐えてきた出雲ドームですが、経年劣化への対策として大規模な膜屋根改修工事が実施されました。過酷な日本海の潮風や冬季の積雪に耐えうる最新の高機能テフロン膜材への張り替えが行われ、耐候性と採光性が見事に蘇っています。
あわせて集成材アーチの防腐・点検や照明設備のLED化など、維持管理プログラムが継続的に進められてきました。現在の状況は非常に良好で、木材特有の深みのある飴色への経年変化と、真っ白に輝く膜屋根のコントラストが一段と際立っています。持続可能な公共施設の先駆的なモデルケースとして、全国の自治体や建築専門家からの視察も絶えません。