ライターを無事に救出できたとしても、油断してそのまま次の洗濯乾燥を始めてはいけません。ライターの破片や漏れたガス、破損したパーツがドラム内部に悪影響を及ぼしている可能性があるためです。
確認すべき第1のポイントは「ライター本体の残量と破損状態」です。取り出したライターに亀裂が入っていないか、ガスが完全に抜けきって空になっていないかを確かめます。もし中身が空になっていたり破損していたりする場合、ドラム内部やフィルター周辺にガスやプラスチック片が残存している危険性があります。
第2のポイントは「乾燥フィルターおよび排水フィルターの点検」です。ドラム式乾燥機のダクトやフィルター部分に、欠けた着火ホイール(ヤスリ)や小さなスプリング、破片が吸い込まれていないか目視で確認してください。金属部品がヒーター付近に吸い込まれると、将来的なショートや異音、故障の原因になります。
もしドラム内から強いガス臭が消えない、あるいは異音がする場合は、無理に自己解決しようとせず、メーカーのサポート窓口へ点検を依頼するのが賢明です。センサー交換やドラム分解清掃を伴う修理費用は、軽微な場合で1万5,000円〜3万円程度、ヒーターユニットやドラム交換に及ぶと5万円以上かかる事例もあります。