どんなに自由でクリエイティブなデザインであっても、大人のマナーを欠いてしまっては本末転倒だ。冠婚葬祭の普及・啓発を行う一般社団法人日本ブライダル協会などの基準においても、祝事における言葉遣いや最低限の礼儀作法を守る重要性が説かれている。特に両家の親同士が初めて会う場では、言葉選びへの細やかな配慮が求められる。
具体的には、「切れる」「別れる」「度々」といった忌み言葉や重ね言葉を避けることが基本中の基本だ。また、両親の名前や家族の漢字表記、旧字体などに間違いがないか、事前に双方へしっかりと確認を取る慎重さが欠かせない。さらに、会の始まりからお開きまでの時間を考慮し、文字の大きさやコントラストにも気を配る必要がある。小さな文字が見づらい年配の家族に配慮し、フォントサイズは大きめに設定する優しさが、心地よい時間を作り出す。